第3回オールガールズクラシックGI 2025年4月25・26・27日岐阜けいりん

レース展望

展望

ガールズグランプリ2025の出場権は誰の手に

第3回オールガールズクラシックが岐阜競輪場で開幕。ガールズグランプリ2025の出場権を懸け、ティアラカップ出走組を中心にガールズのトップスターがしのぎを削る。女王石井寛子は自力自在な走りでG1初制覇を狙う。佐藤水菜は競技で鍛えた圧倒的なスピードで昨年ガールズグランプリの雪辱を誓って。昨年覇者の児玉碧衣が復調気配で連覇を目指す。石井貴子(千葉)は昨年パールカップで劇的な復活劇。太田りゆが競技卒業後は2度のGI準Vと逆襲へ。坂口楓華は持ち前の果敢な走りで挑む。パワフルな捲りが武器の梅川風子や尾方真生にもチャンス十分。尾崎睦は大舞台での勝負強さが光る。吉川美穂が自力自在に。小林優香が復活気配で虎視眈々。昨年GIで活躍した奥井迪や久米詩、日野未来に當銘直美も軽視禁物。地元の増田夕華と宇野紅音の奮起に期待。(2025.3.28現在)

注目選手

  • 石井 寛子
    石井 寛子東京・104期
    通算600勝達成するなどガールズを牽引するトップスター。昨年は獲得賞金でガールズグランプリ出場。下馬評を覆し女王の座に返り咲く。
  • 佐藤 水菜
    佐藤 水菜神奈川・114期
    競技では日の丸を背負い輝かしい活躍。昨年は無敗記録を狙うもガールズグランプリで敗戦。雪辱を誓い圧倒的な走りでガールズ最強を示す。
  • 石井 貴子
    石井 貴子千葉・106期
    クレバーな走りで数々のタイトルを獲得。21年に落車の大怪我を負ったがファンの後押しで復調。昨年パールカップを制し歓喜の復活。
  • 児玉 碧衣
    児玉 碧衣福岡・108期
    ガールズグランプリ3連覇を果たし、ファン投票8年連続1位と、実力と人気を兼ね備えたトップレーサー。ファンの声援を背に連覇に挑む。
  • 太田 りゆ
    太田 りゆ埼玉・112期
    競技を卒業しガールズケイリンに専念。その後は持ち前のスピードでVを量産。GⅠ奪取まであと一歩まで来ており、悲願の制覇に燃える。
  • 梅川 風子
    梅川 風子東京・112期
    一昨年は競輪祭女子王座戦Wでガールズグランプリに出場。昨年は世界選手権を最後に競技を引退。ダッシュ力を武器に捲りでVを量産中。
  • 坂口 楓華
    坂口 楓華愛知・112期
    昨年のガールズケイリンコレクションを制し初タイトル。ガールズグランプリでは果敢な走りで存在感を放った。今年はGⅠ初制覇を狙う。
  • 尾方 真生
    尾方 真生福岡・118期
    昨年で4年連続ガールズグランプリに出場ともはや常連に。ガールズケイリンフェスティバルでは果敢な先行策で押し切り初タイトル。
  • 尾崎 睦
  • 吉川 美穂
  • 奥井 迪
  • 小林 優香
  • 増田 夕華
  • 宇野 紅音
  • 久米 詩
  • 日野 未来

バンクの特徴

バンク図
岐阜競輪場のバンクは、400mバンクとしては直線が長く、カント(傾斜角)がきついほうで、これというクセはなく、先行、捲り、追い込みとどんな戦法でも力を発揮することができます。ホーム側に正面スタンドがあるため風向きが複雑で、日によって向かい風になったり追い風になったりと自力型にとっては風を計算にいれた動きが大切です。
捲りや追い込みは、4コーナーから直線に入ると、中バンクが大外からの山おろしよりも伸びるので、きれいに捲りきれなくても外で粘って辛抱していてば勝機が生まれます。戦法的には、有利不利のないバンクです。
アクリル板で囲まれたバンクで観戦もしやすく、臨場感があり迫力のあるレース観戦が魅力の競輪場である。