岐阜競輪 #43

Kドリームス杯　FⅡ　ガールズケイリン

７月の岐阜競輪は本場開催が９日～１１日までのFⅡ開催と１７日～１９日までと２２日～２４日までのF1と３開催をお楽しみいただけます。

まずは９日からのKドリームス杯　FⅡ　ガールズケイリンですが今年度上期ラストのガールズ開催です。どうぞお楽しみくださいね。

さて今開催は２０２４年後期最初の開催です。A級ではS級からの降級組が千葉の飯田辰哉選手、三重の三宅裕武選手、京都の佐野梅一選手が参戦です。ラインの先頭でレースを果敢に動かす脚質の選手ではありませんが直線の伸びはもちろんですが目標不在時のレース運びにも注目の実力者です。

飯田選手は静岡の小林則之選手が地区目標になりそうです。小林選手は今年はA級での戦いとなりますが安定して決勝にコマを進めています。直前の和歌山の病気欠場が気になりますが６月１５日からの西武園では１着を並べて決勝へ。ベテランコンビのレース運びから目が離せません。

佐野選手は同県の後輩　菱田浩二選手に奈良の吉堂将規選手を目標に直線強襲に期待です。

迎え撃つ中部勢は三浦貴大選手が昨年1年間S級を経験し今年はA級ですが　ここまで４度の優勝の内２度が完全優勝。２度の準優勝と成績を残して活躍中。しかし、久しぶりに走るホームバンクでの開催を楽しみにしていたところだと思いますが直前の豊橋で落車のアクシデント。状態が気になりますが・・・。三重の三宅選手や西村豊選手との連係でラインの厚みをいかした結束戦で３日間好走に期待していきたいと思います。

また野崎翼選手がA級２班に昇班して今期はホームバンクからスタートできます。気持ちも新たにしっかり準備をして臨んでくることが予想されます。好発進を楽しみにしています。

チャレンジでは7月から１２５期の選手が本デビューを果たします。

富山の志田愛希飛選手、三重の梅澤忠秀選手、大阪の中嶋響選手の３選手が挑みます。

ルーキーシリーズでの成績は志田選手がデビュー戦の勝ち上がりの中で初１着を勝ち取り決勝戦進出を果たしています。ルーキーシリーズを経験して本デビューまでにどんな準備をして挑むのか。ルーキー選手の活躍が注目のシリーズですね。

ガールズは実力接近戦でどの選手にも優勝のチャンスがあり熾烈な戦いが予想されます。

岩手の熊谷芽緯選手、福岡の廣木まこ選手が6月に優勝を手にしていますが、埼玉の小泉夢菜選手、愛知の西脇美唯奈選手、熊本の村田菜穂選手も十分にチャンスをものにできそうです。またホームバンクの宮地寧々選手は前回岐阜を走った際に「１走ごとに　自分の走りが戻ってきている事が感じられる開催でした。次　また岐阜を走らせてもらえるチャンスが来た時には優勝を狙っていけるように今回よりも力をつけて帰ってきたいと思います」と悔しさの中にも確実に前進しているという手応えを感じている表情を見せていました。「次は！！次こそは！！」という強い気持ちで今開催に備えてくる宮地選手から目が離せません