岐阜競輪 #43

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レース展望

F1 2024年12月16日(月)~ 12月18日(水) 岐阜FI

西日本カップ 創刊70周年記念中日スポーツ杯 JPF賞

 岐阜競輪場は1年半ほどかけて行われたバックストレッチ側の施設改修工事を終えて 今年の1月下旬から本場開催が再開されました。

2月にはG1全日本選抜競輪が行われ、5月からは本場でミッドナイトがスタート。また7月には初のナイター開催が行われ レース発走前にはイルミネーションの演出で場内にお越しのお客様にも大変 好評でしたね。

ざっと今年を振り返るだけでも本場開催が再開した岐阜競輪場では今年は特に様々な出来事がありました。

皆さんが一番思い出深い出来事はどんな事でしたか?!


さて その思い出を塗り替えそうな開催が12月16日からスタートします!!

 

今年の本場開催ラストとなるF1は寛仁親王牌・競輪祭で決勝へとコマを進めた福井の寺崎浩平選手を筆頭に寛仁親王牌で準決勝まで勝ち上がった奈良の三谷将太選手、G1でも攻めのレースが魅力的な岡山の取鳥雄吾選手、タイトルホルダーの福岡 園田匠選手とビッグレースの舞台で活躍する選手が岐阜バンクで熱戦を繰り広げる西日本カップ

 

中でも近畿勢は寺崎選手の機動力に奈良の三谷選手、京都の高久保雄介選手に稲垣裕之選手と役者が揃います。高久保選手は近況 安定して決勝に進み 11月26日からの高知では優勝を決めて好気配です。

また中四国では取鳥選手に徳島の小川真太郎選手、愛媛の渡部哲男選手、香川の福島武士選手が結束力で挑みます。取鳥選手は11月8日からの地元で優勝。渡部選手は11月22日からの玉野で優勝しホームバンクの松山GⅢに出走。残念ながら決勝進出はなりませんでしたが、地元記念に向けて仕上げた脚は今開催も注目ですね。

そして園田選手は直前の松山GⅢ欠場が気になりますが、今年ラストのシリーズとなります。大分の阿部将大選手に前を任せて来年に繋がる走りに期待です。

さて 地元岐阜勢ですが川口公太朗選手、横関裕樹選手、山口泰生選手がホームバンク走り納めのシリーズです。

川口選手は岐阜記念で初日1着スタート。地元のプレッシャーを力に変えて勝ち上がりましたが決勝戦に進むことはできませんでした。今年は全日本選抜、ダービー、寛仁親王牌、競輪祭と1年の間に4大会のG1出場を果たしてきました。川口選手自身も今開催の出走を楽しみにしていたと思いますが、直前の松山で落車のアクシデント。調整面が気になります。中部勢の先頭を任されるのは愛知の纐纈洸翔選手。暮れのYGP前の今年ラストのシリーズです。弾みとなる走りに期待です。

 

A級戦では来期S級昇級を決めている富山の重倉高史選手、和歌山の原田翔真選手、岡山の青木瑞樹選手、大分の牧剛央選手、甲斐俊祐選手、宮崎の田中洋輔選手に加え 勢いのある若手では大阪の南部翔大選手、宮崎の石川航大選手の走りにも注目です。南部選手は今年8月に岐阜で特進を決め A級1,2班戦でも完全優勝しています。石川選手は11月22日からの伊東で完全優勝。12月1日からの別府でも1着を並べて決勝へ進み1着量産中です。


ガールズケイリンでは埼玉の太田りゆ選手が岐阜バンクにやってきます。オリンピアンであり11月に行われたG1競輪祭女子王座戦で準優勝の走りは必見です。太田選手に挑むのは愛知の當銘直美選手。今年の成長のスピードは皆さんも感じていらっしゃると思います。6月のパールカップで初めてG1決勝に進みました。続くガールズケイリンフェスティバル、競輪祭女子王座戦の決勝へ。特に女子王座戦決勝での追走技術と脚力は皆さんの記憶にも新しいところではないでしょうか。直前で病気欠場が気になりますが、相性の良い岐阜バンクで次走のホームバンク名古屋に繋がる走りに期待です。

また広島の吉岡詩織選手、福岡の林真奈美選手、沖縄の加藤舞選手、東京の松本詩乃選手、そして地元からはホームバンクの宇野紅音選手が出走です。宇野選手は珍しく2場所決勝進出を逃して悔しい思いをしています。しっかり調整し仕上げてくることが予想されます。宇野選手の地元の意地にも大注目です。


(2024、12、8)